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住宅購入お金の失敗例10

ケース6:こんな崖にまで固定資産税を払っていたなんて...

こんな崖にまで固定資産税を払っていたなんて...

【横浜市Y様のケース】

Y様は約5年前に横浜市南区で新築住宅を購入され、以来、ご家族4人でお住まいになられています。当時、Y様のご出身が横浜市ということもあり、横浜特有の「坂」はあまり気にせず、眺望のよい立地を希望され、現在の物件を購入されたそうです。
そして、購入した翌年の5月、はじめての固定資産税の請求にビックリ!なんと、請求金額が約25万円というかなり高額な請求だったのです。

近くで一戸建てに住む友人に話を聞いてみても 
「え、なんでそんな高いの・・??うちはそんなに高くないよ!」
と、言われてしまう始末。理由も分からずここ数年払い続けていたものの、やはり負担が大きいのと、ご主人の転勤が決まったことをきっかけに、自宅のご売却を決意。先日弊社へお越しいただきました。

Y様宅の売却査定をさせて頂くため、ご自宅関係の資料をお預りすると敷地面積が「250㎡」となっており、
「かなり広い敷地ですね」とお話すると、
「え、お庭は殆どないんですけど」とのお答えが。
??と思いましたが、ご自宅に伺った際、固定資産税の高い理由がわかりました。実はY様のご自宅は敷地の半分以上が崖地となっており、実際は平地として利用できない部分が多く含まれていたのです。

【ご相談を受けたFPの対応とFPから一言】

固定資産税が高いのは、ご売却する際のマイナスポイントとなってしまうので、弊社からのアドバイスとして「区役所の固定資産評価係にもう一度ご自宅を見て頂く」ことを提案させて頂きました。

傾斜地を含んでいる場合、実際に使えない部分については税金の軽減措置を受けられること(「崖地補正」)があります。さらに、その金額について納得できない場合は「申し立て」をすることも可能です。
Y様については申し立ての結果、明らかに使用できない傾斜地部分について補正され税額が軽減、ご売却も無事に完了させることができました。

固定資産税は購入後、住宅を所有し続ける限りかかる税金です。傾斜地を含んでいる住宅を購入する場合、土地が大きくなっても使える土地ではないので物件の価格自体にはあまり反映されませんが、固定資産税は思いのほか高くなってしまうケースがあります。もし、ご購入される住宅に傾斜地が多く含まれている場合、固定資産税課税台帳を事前に確認することをオススメします。

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